パールのお手入れ
パールのお手入れ
アコヤや白蝶・黒蝶などの南洋真珠、淡水真珠などパールにも色々ありますが、私は比較的安価な淡水真珠をよく使って商品を作ります。
淡水真珠でも、まん丸やポテト型、ケシ、バロックなど様々な形のものがあり、彩りも様々。デザインの楽しみがあります。
商品をお買い上げいただいた後の、お手入れについて少し書かせていただきましょう。
どの種類の天然パールでも、きちんとケアをすれば、美しい光沢を長く維持できます。
汗や脂など酸性の液体に長く触れると、パールの表面の結晶が溶けて、照り(輝き)が弱くなります。お使いになった後は、なるべく早めに柔らかい布で丁寧に拭いてください。専門店では、パール専用のクロスもあるとのことです。もしお持ちでしたら、そのクロスをお使いになるといいですね。
真珠は海や湖などで育つものですので、本体が水そのものに弱いわけではありません。ただ、炊事・洗濯などの水仕事をするときの、洗剤や食物の酸やアルカリに弱いので、水を使う仕事をするときには指輪は外しておいたほうがいいかと思います。外したことをお忘れなく。
また、急速に乾燥すると真珠層の構造が崩れて輝きが鈍くなってしまいます。外から帰って外した後、エアコンやストーブのそばに置くことは避けてください。熱にも弱いのでその点にもご注意を。
保管については、他のジュエリーとは別で保管される事をおすすめします。金属類や宝石類などより、パールは繊細で柔らかいので、傷がつくのを防ぐためです。また、香水や芳香剤、防虫剤などの影響を受けることもあるので、長期の保管をされる場合はそれらの液体や薬品を避けてください。なので、クローゼットでの保管は危険です。
ネックレスの場合、使用している糸が着用中の水分などで伸びたり、パールの珠の穴の縁で擦れたりしますので、あまり着用していないなと思っても、2〜4年に1度は糸のお取り替えが必要です。
いざ着けようと思った時に、ブチっと切れて、珠が飛び散ってしまって大変なことにならないように、お気をつけください。
ステンレスワイヤーを使ったネックレスも、ワイヤーが傷んでしまうことがありますので、こちらもご注意を。
着用の際も、お化粧品の影響を避けるため、メイクの後におつけください。
天然のパールではありませんが、軽くてお安いコットンパールについても少し書かせていただきましょう。
コットンパールは、水につかることがないようお気をつけください。
穴の部分から、水が入り込むと変形する可能性がありますので、すぐに完全に乾燥させてください。
表面はコーティングされているため、少しの水分がかかっただけなら、すぐに柔らかい乾いた布で拭けば大丈夫。
コットン(綿)を球体に圧縮し、表面に塗装等のパール加工を施したものですので、柔らかく傷がつきやすいこともお忘れなく。
ソウタシエ・コスチュームジュエリーと和装小物の店|こまもの屋 結衣
こまもの屋「結衣」では、かつて和裁士をしていたオーナーの経験や感性を活かして、和装をより気軽におしゃれに楽しんでいただけるように、あるとちょっといいなと思って仕入した小物と、オーナー自身のハンドメイドの帯留めなどを販売させていただいております。
また、和装にこだわらず、ソウタシエやビーズ、ヴィンテージパーツを組み合わせたコスチュームジュエリーなどもお作りしています。
お気に入りのものが何かないか、探してみてください。
屋号 | こまもの屋 結衣 |
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