貴重な体験
貴重な体験
25日、横浜の赤レンガ倉庫1号館2階で開催された、コスチュームジュエリーアワード2020の表彰式に出席してきました。
会場には、受賞作品がずらっと勢揃い。いつも自分が習っている技法以外のものもたくさん有り、うっとり。
どれもステキな作品で、これを審査される方々のご苦労が想像できます。今年は、それでも応募の数は例年より少なかったとのことでした。
表彰式の時、ひとこと、お話をしないといけなくて。
めちゃめちゃ緊張して、考えていた内容が途中でぶっ飛んでしまい、しどろもどろに。あ〜恥ずかし。
私の作ったマスクファッションは、ベースのマスクは布でできているんですが、そこにマスクカバーをマグネット式のチャームで留めるという形になっています。
そのマスクカバーは越前和紙をベースとして、補強にオーガンジーを裏張りして、水引やラッピングに使うマイクロファイバーを日本刺繍の駒掛けの要領で和紙の地模様に合わせて刺繍しています。そこにソウタシエのモチーフやスワロフスキーのパールなどを糸で丁寧に装飾。裏張りのオーガンジーをブルーのものを使った、お色直し用のカバーも作りました。
プラスで、ソウタシエのイヤリングも。
こんなことをお伝えしないと、多分、見ただけでは素材が何かわからないだろうなぁ。と思いつつ、緊張でこんなお話はできませんでした。😅
コスチュームジュエリーアワードの実行委員会、会長の桂由美先生のお話もとても興味深く、拝聴しました。
今、ウェディングの業界で多くを仕立てしているのが、ベトナムとのこと。20数年前に、私がホーチミンで、和裁工場のアドバイザーとして仕事をしていた時にも、街には沢山のウェディングドレスを飾っている仕立て屋さんがあったのを思い出しました。
その時は、遠目で見るとステキなドレスなんだけど、近くでよく見ると、なんかイマイチというセンスだったような。
でも、ベトナムの人も裁縫の技術には長けているので、いいセンスの指示書があれば、いいドレスが出来上がるのはわかります。
今ではベトナムもたくさんの外国の人が移住したりしているようなので、そこからもたらされるセンスを吸収したのかもしれませんね。
新型コロナウィルスの感染状況が世界中にあるうちは出かけられないけど、収まったらまた、久しぶりにベトナムにも行ってみたくなりました。
大変貴重な経験をさせていただいた、ステキな1日でした。
ソウタシエ・コスチュームジュエリーと和装小物の店|こまもの屋 結衣
こまもの屋「結衣」では、かつて和裁士をしていたオーナーの経験や感性を活かして、和装をより気軽におしゃれに楽しんでいただけるように、あるとちょっといいなと思って仕入した小物と、オーナー自身のハンドメイドの帯留めなどを販売させていただいております。
また、和装にこだわらず、ソウタシエやビーズ、ヴィンテージパーツを組み合わせたコスチュームジュエリーなどもお作りしています。
お気に入りのものが何かないか、探してみてください。
屋号 | こまもの屋 結衣 |
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住所 |
〒592-0002 大阪府高石市羽衣2丁目 |
電話番号 | 090-3624-3711 |
営業時間 |
10:00~17:00 定休日:土日・祝日 |
代表者名 | 春木 美恵 (ハルキ ミエ) |
shop@komamonoya-yui.com |