コスチュームジュエリーアワード2020で。

 

ジャンルにこだわらず、いろんなものに挑戦してクリエイト活動をしている元和裁士のこまもの屋　結衣の主人(あるじ)です。

 

今日、いつものようにInstagramをスーっと見ていたら、突然一昨年のコスチュームジュエリーアワード2020のマスクファッション部門で優秀賞をいただいた私の作品が、バーンって出てきたのでちょっとびっくりしてしまいました。

 

当然、そのインスタのページにはマスクファッション部門の最優秀賞の作品も掲載されています。

 

あれからもう2年なんだ〜

 

今回は、ジュエリー部門でエントリーしたいなぁと思っていたのですが、イベントの予定がぎゅうぎゅうで、作品を作る時間が取れませんでした。

 

案は一応ちょっと考えてはいたのですが、残念ながら実際に作るところまではいきませんでした。

 

共通のテーマが『身につけた人を美しく惹きたてるコスチュームジュエリー』で、部門が

１.地域の美を表現したコスチュームジュエリー

2.新時代の個性表現！マスクファッション部門

3.ペアで楽しむコスチュームジュエリー部門

 

単に美しいコスチュームジュエリーっていうだけでないっていうのが難しい。

 

マスクファッション部門は、前回も頭を捻り倒して生み出したという経験があり、もうちょっとあれ以上は案が浮かびませんでした。

 

webでのエントリーは、7月1日（金）23：59 までに必要事項の入力を完了することとなっています。

 

みなさんどのような作品を作られるのか、勉強させていただこうと思っています。

 

よろしければ、リンクを貼りますので、インスタグラムに掲載された2020年の受賞作品をご覧になってみてください。

　　　　⇩ こちらの文字をクリックしてみてください。

CostumeJewelryAward

 

 

 

お色直しができるマスクで、ベースはコットンレース刺繍の布マスクで、そのの上に和紙にソウタシエコードや水引、ビーズなどを刺繍したマスクカバーをプラスして着せ替えができるというものです。

 

マスクカバーの一つは白の越前和紙の落水紙の作り出す美しい模様に沿って刺繍をしました。越前和紙の下には白のオーガンジーを基布として使っています。

 

もう一枚お色直し用は、和紙は同じく白の越前和紙で、手法は同じですが、その下の基布のオーガンジーをブルーものにしました。

 

１枚の落水紙から２枚のマスクカバー用のものを切り出して使用しましたが、切り取るところが違うので、刺繍の模様もそれに合わせて違うものになっています。

 

その模様に華やかさをプラスするのは、しんどい作業でしたね〜

 

そのマスクカバーをマスクに取り付ける方法も、試行錯誤。

 

最終的に、ベースのマスクとマスクカバーにあらかじめ小さくても威力のあるマグネットを入れ込み、マグネット式でベースのコットンの白色レース刺繍のマスクに取り付けることができるようにしました。

 

そのマスクのセットに合わせて、白とシルバーのソウタシエコードやビーズなどで作ったイヤリングもセットにしました。

 

あくまでも、ウェディングドレスやカラードレスを着た時の衣装の一部としてのマスクファッションというのを意識して作品を作り上げました。

 

賞を頂いてから、何回かイベントに展示して皆さんにみていただく機会がありましたが、ケースなどに入れずに展示していたので、今見ると少し薄汚れてきたような気がします。😓

 

オーダーがあればお作りしますよって言いたいところですが、和紙に刺繍するのはかなり手間がかかったので、同じものを作るのはもう勘弁していただきたいので、今ではすっかり箱に入れっぱなしです。

 

確かにいい経験にはなりましたが、あんなにしんどいとは思っていませんでした😅

 

その授賞式が横浜の赤レンガ倉庫で行われたのですが、そこに展示されていたジュエリー部門の作品をたくさん拝見して、次はジュエリー部門に挑戦だ〜！って思ったんですけど…

 

2年に一度のコンテストですので、2024年にはぜひトライしたいと思います！