マスクの実証実験中
マスクの実証実験中
だんだん暑さが増してきましたので、なんとか少しでも涼しいマスクになるものはないかと、切実に思います。
今、私が使っているのが、最初に作り始めた時の布マスクで、
肌に当たる側にはすっごく柔らかい肌触りの良いダブルガーゼ なんですが、ちょっと暑い。
冬に作り始めたので、その時はよかったんですが、今の季節になってくると…
最近販売中のものは、そのダブルガーゼ とはちょっと違って、
サラッとしたものにしているので、当初販売したものよりは夏仕様です。
冷感接触生地
冷感接触の生地を先日入手したので、どんなに涼しいマスクになるだろうと作ってみました。
この生地はポリエステル69% 綿31%。
形、サイズは当初から作り続けているものと同じで、肌に当たる側の生地をこの冷感接触の生地に変えて作ってみました。
結果、私見ですが、息苦しさがダブルガーの時より感じられました。涼しい? う〜ん、私はどちらかというと暑いと感じました。マスクの中に暑い空気がたまるっていうか。
涼しい電車の中とかは、それほどでもないのですが、駅の階段を登った後とか、ちょっと息が上がる行動をした時に、苦しい。
高島ちじみ
やはり、天然繊維の方が私は好きだなぁ。
ってことで、ただいま、滋賀県の高島ちじみという、「楊柳」のような細いシボがある綿100%の生地を肌に当たる側にして製作して、実証実験中です。
今日までの感じですが、息苦しいという感覚は少ないですね。
接触面が特に涼しいとかそういう感覚はないのですが、サラッとしていて、マスクの中が熱くなりにくいような気がします。
今、実験中なのが、表はダンガリーっぽいブルーブラックの遠州綿紬。ジーンズなどにも雰囲気が溶け込んで良い感じです。
父の日も近づいてきていますし、お父さんへのプレゼントにも良いんではないでしょうか。
もちろん、元々が木綿の着物になる生地を使っていますので、和装の時にはもちろんぴったりくるんですが、『洋』『カジュアル』の代表でもあるジーンズにも合うっていうのが面白いですね。
マスク職人ではないんですが
元々、私はマスク職人ではなく、和装小物作りのを一生懸命やろうと思ってハンドメイドを
やり始めたんですが、今年は、『使い捨てマスクが手に入らない!』って状況になったので、
困っている方に、使っていただけたらと布マスクを作り始めました。
なので、こんなに長くマスクを作り続けるとは思いもよりませんでした。
使い捨てマスクも、1ヶ月もすれば手に入るようになるだろうから、それまでのつもりで。
最近は、使い捨てマスクはだいぶ安く手に入るようになってきました。
でも、外出の時にマスクが手放せない生活はまだまだ続くよう。
熱くなってくると、使い捨ての不織布のマスクより、湿気を吸い取ってくれる布マスクの方が
使い心地がいいんではないかと、個人的には思います。
なので、できる限り快適にマスク生活ができるものを今後も、細々かもしれませんが
続けていこうと思います。
また、白っぽい生地でも作る予定です。これも、遠州綿紬。
ソウタシエ・コスチュームジュエリーと和装小物の店|こまもの屋 結衣
こまもの屋「結衣」では、かつて和裁士をしていたオーナーの経験や感性を活かして、和装をより気軽におしゃれに楽しんでいただけるように、あるとちょっといいなと思って仕入した小物と、オーナー自身のハンドメイドの帯留めなどを販売させていただいております。
また、和装にこだわらず、ソウタシエやビーズ、ヴィンテージパーツを組み合わせたコスチュームジュエリーなどもお作りしています。
お気に入りのものが何かないか、探してみてください。
屋号 | こまもの屋 結衣 |
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