夏仕様に

 

ジャンルにこだわらず、いろんなものに挑戦してクリエイト活動をしている元和裁士のこまもの屋　結衣の主人(あるじ)です。

 

先日のきもの花🌸いちえも無事終了いたしました。

たくさんのお客様にご来場いただきまして、ありがとうございました。

 

新しいクリエーターさんとの交流や、以前からの知り合いのクリエーターさんとの楽しいひと時を過ごすことができて、嬉しかったです。

 

またお会いできる日を楽しみにしております。

 

まだ５月だというのに、もうすでに夏の様な気温が続いていますね。

 

熱中症の心配もしないといけなくなってきましたので、エアコンの掃除を済ませて、冷房できるようにしました。

 

お洋服も冬物をしまい、夏物に入れ替えを済ませました。

 

着物はどうかというと、去年シーズンの終わりに購入したモノトーンの『しじら』。これをなんとか今年着られるように仕立てないと。

 

元和裁士ではあるので、自分で縫うというのもアリなんですが、オーダーいただいているアクセサリーも何点かあったりするので、それが完成するまで何かおちつかなくて…

 

知り合いの経営しているベトナムの工場に仕立てをお願いしようかなとかも考えています。そうなると急いでお願いしないといけませんね。

 

海外での仕立てに対して、抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身がベトナムの着物工場で仕立ての指導や検品の仕事をしていたので、うまい縫い手を持っている工場での仕立ては日本での仕立てに引けを取らないと思っています。かえってベトナムでの仕立ての方が上手だったりすることもあります。

それは、仕立てる工場の体制にもよるかと思いますが…

 

 

今年に入って出店した和装小物市で、私もしているソウタシエという技術を使ったクリエーターさんがいらっしゃって、お話をしていたら元和裁士だと。でもって、私がベトナムに指導に行っていた会社に私が入社する前にそこで働いていたということがわかって、びっくり！！

 

なんていう偶然でしょうか。

 

いろんなところで、交差してるんだ〜って不思議な感覚でした。

 

ここからは次なるイベント出店に関してのお話。

 

販売のイベントに出店する予定というのは近々にはないのですが、9月初めに金沢の２１世紀美術館で開催の『絹糸かがやく収穫祭』という加賀指ぬきの公募展に出品します。

 

9月2日から7日まで　金沢21世紀美術館　市民ギャラリーA にて、たくさんの指ぬき作家さんの作品がご覧いただけます。

 

この展示に参加させていただく作品は、ちょっとシックな色合いの加賀指ぬきをイタリアの革紐と組み合わせてブローチに仕立てます。

 

額に留め付けた形で展示させていただきますので、実際にお洋服につけた時の状態がお分かりいただけるかなと。

 

今まで、和装小物にフォーカスしていろんなものを作ってきましたが、今後はそこにとらわれず普段のお洋服に使っていただけるアクセサリーをご提案していこうと思っています。

 

『絹糸かがやく収穫祭』で実際に展示されるブローチの写真は、またおいおい。