オリジナルの和装小物とアクセサリー|こまもの屋 結衣 こまもの屋「結衣」では、かつて和裁士をしていたオーナーの経験や感性を活かして、和装をより華やかに楽しんでいただけるような帯留めやヘアアクセサリーといった和装小物を中心に、洋服でお出かけの際にもさりげないオシャレを演出してくれるアイテムを制作・販売しております。ぜひ当店であなたのお気に入りのアクセサリーを見つけて下さい。

似て非なるこぎん刺しと菱刺し

 

 

似て非なるこぎん刺しと菱刺し

 

 

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日本三大刺し子は、津軽こぎん刺し・南部菱刺し・庄内刺し子です。
 
菱刺しはこぎん刺しに似た刺繍ですが、菱刺しの認知が進んでおらず、こぎん刺しの一つと間違って認識されることもあるようです。
 
2つの刺繍の共通点とともに、その違いと魅力をお話ししてみたいと思います。

 

 

 

布の耐久性向上と装飾を目的とした刺繍

 
こぎん刺しと菱刺しは唯一自給自足ができた麻布に麻糸を規則的に刺し、布目を塞いで耐久性や保温性を確保するために始まったものです。
 
それが他の人の優れたデザインに刺激を受け、より良い模様を刺そうと競い合うようになり、より装飾的になっていきました。
 
布目を数えながら糸を指しして、模様を一段一段積み上げていく技法は、共通していますが、その模様には明確な違いがあります。

 

 

こぎん刺しと菱刺しの模様

 
こぎん刺しは、昭和の初期から伝統産業として継承活動を盛んにしていたため、広く伝統工芸の一つとして知られています。
 
一方、菱刺しは認知がまだ広がっておらず、こぎん刺しの一つと間違って認識されることもあるようです。
 
菱刺しは全て菱形の単位模様で、小さい菱形の模様を刺し、それらが集まると大きな菱形を作っていきます
 
横長の菱形の枠でモチーフを囲う「型こ」。この目数は縦横の比率は縦1に対して横2。
 
モチーフは偶数の目数構成で種類は400種類以上あるとのことです。
 
古い時代の菱刺しのモチーフの一つ一つに、色や素材の違いが見られるものがあります。得難い貴重な糸を余すことなく大切に使い切ろうとしたためです。
 
現在の菱刺しでも、菱形の模様ごとに色を変えるなどカラフルな作品が多く見られます。
 
また、菱刺しを和装の帯に施したものなどもあるようですが、かなり高価なものになるようです。
全て手刺繍の手間を考えてみるとお分かりかと思います。
 
こぎん刺しは、一つの「モドコ」と呼ばれる柄を刺したり、複数のモドコを組み合わせたりして、運針の要領で一気に横に刺していきます。
 
モドコごとに色を変えることはできません。
 
糸自体が染め分けになっているものを使って色の変化を楽しんだり、通常6本どりの刺繍糸のうち数本ずつを変えてグラデーションを作ったりする楽しみがあります。
 
菱刺しが偶数の目数に対し、こぎん刺しは奇数の目数構成です。
図柄により、一部偶数の目数のこぎん刺しの図案もあります。

 

 

 

 

 

「モドコ」って?

 

こぎん刺しの図案集などをみるとよく出てくる「モドコ」という言葉。

 

始めたばかりの時に、これは一体何?って思っていました。

 

だいぶ経って知ったのですが、津軽弁では名詞の後に親しみを込め、「こ」をつけることが多く、「モドコ」は、もとになるものという意味。

 

この「モドコ」は、農民にとって身近だったものがモチーフになっています。なので「猫のマナグ(眼)」や「フクベ(ひょうたん)」「テコナ(蝶々)」など自然や身近な動物や昆虫を幾何学的に表現した形になっています。

 

 

似て非なるこぎん刺しと菱刺しの魅力

 
菱形の模様ごとに色を変えることができる菱刺し。
小さな菱形の集合体が大きい菱形になり、さらにそれらを合わせて新しい集合体を作る。
 
菱形ごとに糸の色を変えることができる菱刺しは、配色を考える楽しみもあります。
 
一方、柄の多様性を楽しむこぎん刺し。
モドコを組み合わせて、無限のオリジナルの柄を作り出していくことができます。
 
一つ一つのモチーフでは色を変えることはできませんが、使う糸を工夫することにより、こぎん刺しならではの色の変化を楽しむことができます。
 
どちらにもそれぞれの魅力があります。
 
小さなモチーフから刺してみませんか?

 

オリジナルの和装小物とアクセサリー|こまもの屋 結衣

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こまもの屋「結衣」では、かつて和裁士をしていたオーナーの経験や感性を活かして、和装をより華やかに楽しんでいただけるような帯留めやヘアアクセサリーといった和装小物を中心に、洋服でお出かけの際にもさりげないオシャレを演出してくれるアイテムを制作・販売しております。ぜひ当店であなたのお気に入りのアクセサリーを見つけて下さい。

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