天神橋キモノバザール　無事終了いたしました

 

ジャンルにこだわらず、いろんなものに挑戦してクリエイト活動をしている元和裁士のこまもの屋　結衣の主人(あるじ)です。

 

先週の土日、天神橋筋六丁目のtimeblue さんで開催されました、天神橋キモノバザールですが、無事終了いたしました。

 

足をお運びいただきました沢山のお客様に感謝申し上げます。

 

いろんなお客様とお話ができ、楽しい時間を過ごさせていただきました。またお目にかかれることを楽しみにしております。

 

さて、次なるイベント出店3月末の予定ですが、主催者さんから詳細が出てきましたらこちらでご案内させていただきますので、今しばらくお待ちくださいませ。

 

ここからしばらくは、またアート作品の試作にとりかかろうと思っております。AJCクリエイターズコンテストというコンテストにここ数年、毎年のように参加させていただいていましたが、今年のエントリーの締め切り日までに作品の完成に目処がつきましたらエントリーしようと思っています。

 

構想は頭の中にはあるのですが、まだ実際に制作に取り掛かっていませんので、間に合わなければ来年のエントリーにしようと考えております。

 

毎年ぎりぎりに完成っていうことが続いていて、提出の当日になって「ああ、ここはもっとこうしておけば…」などと思いながら提出することが多くて。

 

提出する瞬間での完成ではあるけれども、自分の中での完全なる完成品とはなっていないのであれば、翌年に持ち越しでも良いのではないかと思っています。

 

いつもは早期エントリーしてしまっているので、締め切りに間に合うよう提出しておりましたが、今度は自分の納得のいく作品にして出そうと思っています。

 

それはAJCというコンテストだけでなく、クオリアートさん主催の展覧会に出すときの作品でも同じ思いのものがあります。

 

2023年の秋に、クロ・リュセ城で展示をしていただいた藤の花をイメージして制作した「幽玄」という作品があるのですが、それでさえ後から手直ししたいなぁと思うところが出てきました。

 

その「幽玄」に手を加えて、6月にチェコのプラハで開催の「FOUR SEASONS」でミュシャの作品と共に展示いただきます。

 

 

拡大すると

 

（2023年の作品）

 

向かって右の部分も手を加えてはいるのですが、拡大した写真の部分もちょっと物足りない印象があったので、ルビーの小粒のものを足したり、やっと自分なりの納得の作品になりました。

 

これでも当初、頭の中でイメージしたものとは違うのですが、実際に制作していくと、できることとできないことが出てきます。

 

イメージでは藤の花がブワ〜っと咲き乱れているようなものが作りたかったのですが、花をいっぱいにするとせっかくの茎の立体感が見えなくなってしまうのです。

 

優美な立体感の方を優先し、花はあまり重ならないように配置するという作り方になりました。

 

実際の藤の花の茎はそういう動きのあるものでは無いのですが、想像上のアールヌーボー風な藤の花のイメージで作りました。

 

今回はこの作りになりましたが、また藤の花を作ることがあれば、今度は咲き乱れる藤の花を優先して、茎の方はもっとシンプルに目立たない感じにしてみようかと思っています。

 

今回のAJCに向けての作品は、藤の花ではなく、今読んでいる『秘密の花園（シークレットガーデン）』をイメージしています。

 

っていうものの、まだ花園の部分まで読み進められていなくて途中です。

 

私が子供だった頃、家の前の田んぼで作った蓮花の花の冠とかネックレスのイメージとか、知り合いのアンティークショップのインスタグラムに掲載されていた花の帯留めとか、さまざまな花のイメージをごちゃ混ぜにしたような…ってまだ自分の中でもまとまってなくて、実際に手を動かしながらまとめていこうと思っています。

 

まあこんな状態ですので、今年のエントリーに間に合えばラッキーかなと思います。

 

いつもこんな抽象的なイメージで作り始めるので、完成形が決まらなくて、自分の中でいつまでも未完成なのかもしれません。

 

巨匠と呼ばれる画家の作品でも、その画家が死ぬまで筆を入れ続けた作品があると聞いていますので、アートに完成はないのかもしれませんね。

 

私ごときが語るようなことではないかもしれませんが😄